平成25年3月18日
平成24年度千葉県連携・協働による地域課題解決モデル事業成果報告会の開催
平成24年度千葉県連携・協働による地域課題解決モデル事業の成果報告会が「きぼーる千葉市ビジネス支援センター」で行われました。ベイタウンマネジメント円卓会議からは、「地域マネジメントを目指した住民主体のまちづくり検討事業」と題して報告しました。助成を受けた千葉県下の17団体が報告し、内、千葉市は4団体でした。
審査にあたった委員からそれぞれ講評がありました。幕張ベイタウンの報告内容は、1月19日のシンポジウム報告と同じ内容でしたが、審査委員から住民アンケートの結果をよく分析し地域課題に繋げること、住民参加の仕掛けを作ることとのコメントを受けました。
平成25年3月16日
千葉大学の学生による住民アンケートについての研究報告会の開催
ベイタウン音楽ホールに於いて、千葉大学がベイタウンマネジメント円卓会議と協働して実施した住民アンケートを基に、千葉大学大学院工学研究科中山研究室の学生が作成した「ベイタウンのオープン・スペースとその評価について」と題する論文の報告会を行いました。中庭空間・街路空間・路上駐車の実態について建築の立場からの研究発表でした。
また、ベイタウン在住の学生が卒業制作として取り組んだ、幕張ベイタウン全体の模型とベイタウンの街並みにマッチしたコミュニティセンターの設計案とその模型について発表がありました。
これを受けて、住民アンケートの自由意見記述で寄せられた563件を要約し、街並・景観などの都市計画、路上駐車と商店街の賑わいの関係や、防災防犯、福祉、住民マナーなどにつき意見交換・討議を行いました。
平成25年3月10日
平成24年度第13回作業部会
・旧子どもルームの公共・公益目的での活動拠点としての転活用は、土地所有者の県企業庁と千葉市の協議が整い、千葉市は4月1日から利用可能とすべく内部調整中との報告がありました。
・作業部会は協議会事務局の運営と各委員会の見直しを行い、法人化委員会と駐車上委員会を統合し事業委員会とし、新たに景観委員会を設置する他、従来からのゴミ問題委員会、広報委員会、市政だより配布実行委員会を継続としました。また旧子どもルーム転活用委員会は、今後の運営に関わる協議の場として関係団体で運営会議を立ち上げることとしました。景観委員会は、千葉市都市景観デザイン室や県企業庁幕張新都心整備課住宅地区建設室との2回にわたる協議を踏まえて、来年度からベイタウンの景観についての勉強会をスタートすることになりました。
・平成24年度の千葉県連携・協働による地域課題解決モデル事業のベイタウンマネジメント円卓会議を継続するものとして、平成25年度は、千葉市が地域課題解決・連携支援モデル事業助成金を交付することとなりましたので、協議会は円卓会議を継続することを決め、助成金を申請することとしました。また、美浜区役所の「魅力ある美浜区づくり」の活動支援助成を得て、4小中学校の子ども円卓会議や、ベイタウン社会科歴史研究会のプログラムを支援する予定です。
平成25年2月10日
平成24年度第12回作業部会
平成25年2月10日(日)16:00時からコア工芸室に於いて第12回ベイタウン協議会作業部会が開催されました。
1月31日に県企業庁で開催された「第2回廃棄物空気輸送システム問題専門部会」の報告がありました。また2月10日付で現在のゴミ問題の協議状況を街区管理組合理事長に報告するとともに、各街区へその概要を掲示し、住民のみなさまへ情報の徹底を図ることとしました。
景観形成推進については千葉市・県企業庁と協議会で取り組みにつき会合を持つこと、市政だより市民配布モデル事業は来年度も継続見通しとの報告がありました。また、旧子どもルームの転活用の使用に関する管理体制については、今後関係団体が集まって話し合うことにしました。
千葉大中山研究室からの要望もあり、住民アンケートの集計報告と学生諸君の研究成果の発表が平成25年3月16日午後1時30分からコア音楽ホールであります。また、この住民アンケート結果を基にベイタウンの課題を絞り込み、今後の活動計画に反映していくこととしました。
平成25年1月31日
第2回廃棄物空気輸送システム問題専門部会の開催
平成25年1月31日(木)18:00時より県企業庁会議室に於いて、第2回の廃棄物空気輸送システム問題専門部会が開催されました。
県企業庁から後継組織の組織図の説明があり、この専門部会は後継組織で継続する旨発言がありました。ベイタウン協議会からは、1月22日付で県企業庁及び千葉市に提出した「回答に対する意見及び再質問書」への文書回答と、全ベイタウン住民に対する説明会の開催を重ねて求めました。
平成25年1月26日
第7回ベイタウンマネジメント円卓会議(平成24年度最終回)の開催
1月26日(土)午後1時からベイタウンコアにおいて第7回円卓会議が開催され、30名が出席しました。平成24年度「新しい公共モデル事業」としてはこれが最終回の円卓会議となりました。
・議題は、1月19日に行われた「円卓会議成果報告まちづくりシンポジュウム」の実施結果について事務局から報告があり、シンポジュウムに参加した21名から感想とコメントがよせられました。
・次に事務局から円卓会議の年間振り返りについての報告があり、次年度の取り組み方針について協議が行われました。また自己評価の項目につきそれぞれ意見も入れて事業報告をすることが同意されました。
・ステークホルダーの海浜打瀬小学校引地校長先生と美浜打瀬小学校三浦校長先生から円卓会議にこどもたちの立場で参加でき、こどもたちの経験や学校組織にも広がりが出来たこと、こどもたちなりに真剣に取り組みおとなたちと同様にまちに関する提案をすることが出来たと評価されました。
・円卓会議参加者と街区の管理組合・自治会や住民との意識のギャップがあり、これからの円卓会議でこれをどう埋めて行くかといった課題や、今後どうするか中長期の見通しを持った活動や、地域を拡げた活動について意見がありました。
・また今後①もっと安心して住めるまちに②素晴らしい街並み・景観を維持して行くこと③県企業庁がなくなった後の対応などについても意見が出されました。
・関谷協働アドバイザーと土屋美浜区長からそれぞれ総括の講評があり、関谷アドバイザーからは、地域の総意や事業資金の面で問題があることが指摘されました。地域の総意の問題は「個人」「意思決定」の問題であり、事業資金の問題は「団体」の問題であり、協働の事業にあたり各団体が負担を増やさない「持ち寄りの文化」で進めていくことが肝要であり、これがマルチステークホルダーの考えかただと思うと、改めて協働事業の理念の説明がありました。地域の課題に即して考えることが必要であり、情報を共有し、地域力を発揮してもらいたい、そのためにはデータ―数が多く多方面にわたる住民アンケート結果を整理して「だれが」「なにをすればよいか」についてもっとよく議論し、何がまちの課題の柱なのか掘り下げていくべきというアドバイスをいただきました。
・土屋区長からは、ベイタウンは若いまちで大きな課題もなく、まだ一部の人しかまちの課題を真剣に考えていないのではないか、まちの課題について多くの人が関心を持ち関わって欲しいと願っていると講評されました。
・最後に遠山代表から、活動拠点確保の見込みが立ったこともありこれを活用して引き続きみなさんで情報や課題を共有し、まちづくりに取り組んでいきいと総括があり閉会しました。
平成25年1月22日
第9回県企業庁まちの管理・運営のあり方研究会・幹事会の開催
・定例の幹事会に住民代表として遠山会長ら5名が参加しました。県企業庁住宅建設室と千葉市政策調整課、開発事業者代表が参集。住民の要望により午後6時からの開催が実現しました。
・旧打瀬小子どもルームの転活用は、暫定3年間の期限で更新せずとの条件。千葉市が円卓会議活動支援のため行政目的として企業庁から土地借用を継続し、建屋は美浜区管理とする。幕張ベイタウン協議会がこれを借用する形とし、詳細を今後詰めることになりました。
・予ねてあり方研究会の課題として住民側から地域課題のリスト11項目を提出していましたが、これに対する企業庁の考え方が説明されました
・ベイタウンの「維持管理運営機構」の設立は難しく、平成21年度あり方研究会報告書にイメージを記載したにとどまり、企業庁は終息に向けて行政改革に基づく規模の縮小の段階に入っていて対応できないとのことでした。
・1月13日に開催された管理組合理事長等各街区代表とベイタウン協議会作業部会合同の「第2回ゴミ空気輸送システム移管問題検討会」の議論を踏まえ、県企業庁及び千葉市に「回答に対する意見及び再質問」書を提出しました。
・第2回廃棄物空気輸送システム問題専門部会は、1月31日の開催となりますが、移管問題は企業庁の清算期間3年間で協議、決着をつけるべく、専門部会で議論を継続して行く予定です。
・企業庁の後継組織については一部HPで公開がありますが、どの部署と協議を続けるのか明確ではありません。少なくとも上記のあり方研究会・幹事会は継続せずとの方針は決まっており、今後どこに協議の場を求めるのか明確化する必要があります。
・また、上記の「回答に対する意見及び再質問」書の中にも明記してありますが、再度、管理組合だけでなく賃貸住宅居住者を含むベイタウンの住民全体にゴミ問題の説明会を開くことを要請しました。
平成25年1月19日
円卓会議成果報告まちづくりシンポジウムの開催
ベイタウンマネジメント円卓会議の成果を報告するまちづくりシンポジウムが、平成25年1月19日(日)午後1時30分から午後5時までベイタウンコア音楽ホールで開催され、100名を超える人々が参加しました。平成24年度円卓会議の活動報告、住民アンケートの集計結果報告、子どもたちからのまちづくり提案、そしてこれら報告・提案に基づくディスカッションが行われ、最後に次年度へ向けて円卓会議代表遠山孝行さんから円卓会議継続の決意表明がありました。
・シンポジウムに先立ち、プレセッションとしてベイタウン文化振興基金の隅山雄介さんの解説で音楽ホールツアーが行われ、グランドピアノ・ファツィオリや、照明・音響のPA室の見学がありました。
・また会場には打瀬地区の小中学校の子どもたちによる「未来のベイタウン」と題する絵や作文の展示があり、住民アンケートの集計結果を発表するパネルも展示されました。
・シンポジウム冒頭に、円卓会議副代表の伊藤正昭さんからご挨拶とシンポジウムの趣旨、円卓会議の概要の説明がありました。続いて事務局の辻和夫さんから平成24年度の活動報告があり、ベイタウンのステークホルダーである様々な団体、自治会連合会、社会福祉協議会打瀬地区部会、打瀬の4小中学校やベイタウン商店会等が一緒になり、毎月円卓会議を開催しお互いの情報交換や課題の検討を行うとともに、ワークショップとして商店街まち歩きや子どもまち歩き「子ども探検隊」をしたこと、千葉大の先生やNPOの方を講師として様々な研修を行ったり、バスで狭山市の街づくりNPOや団地マネジメントNPOを訪問し先進組織事例視察研修を実施したこと、2回の円卓会議ニュースの発行等が報告されました。
・次いでベイタウン協議会等と協働で住民アンケートを実施した千葉大学大学院工学研究科中山研究室の小林達宏さんが研究室を代表して2,150件のアンケート集計結果を報告しました。ほとんどの人が街並み・景観を高く評価している結果が出ましたが、路上駐車や商店街のにぎわい、公共施設の維持管理など課題も少なくありません。詳しくは円卓会議ニュース2号の3面をご覧ください。
・打瀬小、海浜打瀬小、美浜打瀬小と打瀬中学校の生徒たちの子ども円卓会議から「私たちの夢のまちベイタウン」と題して未来のベイタウン、まちづくりについて意見や提案の発表がありました。子どもたちの目線から、自分達ができること、・挨拶運動・クリーン作戦・みどりを増やす活動・シンボルマークづくり・楽しい行事の提案などユニークで新鮮な提案がありました。
・休憩時間にはアトリウムで恒例のコーヒーコーナーが開かれ、駆け付けた千葉市市民局金親芳彦局長さんや、都市景観デザイン室加藤隆彦室長さん、ベイタウンの事業計画調整委員として都市デザインに係られた東大名誉教授渡渡邉定夫先生・都市プランナー蓑原敬先生等と歓談交流の機会が持たれました。
・後半は会場参加者とゲスト、千葉大学大学院工学研究科教授中山茂樹先生、海浜打瀬小学校校長引地清人先生、NPO千葉まちづくりセンター理事泉宏佳さん、美浜区長土屋稔さん等とのディスカッションが行われました。NPO千葉まちづくりセンター副代表の栗原裕治さんとベイタウン協議会事務局長の辻和夫さんがコーディネーターとして共同で司会を担当しました。景観、交通問題、防災・防犯、子育て・学校環境、商店街、情報、住まいの中庭等盛りだくさんで様々な意見が2時間にわたり討論され、まとめとして芝浦工大システム工学科の平井允先生からコメンテーターとしてディスカッションの講評と併せ、ベイタウンの成り立ちや管理運営機構について現状認識と提案をいただきました。
・最後に、遠山孝行代表が「ベイタウンを誰かに任せるのではなく、みんなが参加して意見を出し、協議会や円卓会議が中心になってまちのマネジメントを進めて行こう」と締めくくり、閉会となりました。
平成25年1月13日
第2回ゴミ空気輸送システム移管問題検討会の開催
・ベイタウンコア講習室に於いて「ゴミ空気輸送システム移管問題への今後の対応等に係る検討会(第2回)」が、平成25年1月13日に各街区の管理組合、自治会の代表者が集まり開かれました。
・出席は管理組合24街区、自治会、協議会のゴミ問題委員会や作業部会メンバー等を含め46名の参加となりました。
・平成24年10月14日に開催された第1回検討会で協議し、平成24年11月6日付で県企業庁と千葉市宛てに提出した「ゴミ空気輸送システム移管に係る住民負担問題等について」の「質問書」に対し、平成24年12月12日付けで回答がありました。第2回検討会では、この回答に対する説明と内容検討の結果、今後の対応として「回答に対する意見及び再質問書」を提出することになりました。
・詳しい内容につきましては各街区管理組合宛てに文書でお配りしてありますので、お問い合わせください。
なお、ベイタウン協議会ゴミ問題委員会宛ての問い合わせメールはbt-machi@yahoogroups.jpです。
・「回答に対する意見及び再質問書」は、平成25年1月31日に開催予定の「廃棄物空気輸送システム問題専門部会(県企業庁新都心整備課管理室が事務局)」までに届ける方針です。
・今後情報の伝達や連絡を密にするため、ベイタウン協議会への加入をお勧めするとともに、各街区の管理組合総会で加入を決定するまで手続きができない場合は各街区管理組合の連絡先のお届けをお願いしました。添付資料をご参照ください。
平成24年12月20日
第1回廃棄物空気輸送システム問題専門部会の開催
・県企業庁まちの管理・運営のあり方研究会・幹事会で12月12日に「廃棄物空気輸送システム問題専門部会(ゴミ問題の専門部会)」の設置が決まったことを受けて第1回専門部会が12月20日午後6時から企業庁で開催されました。
・県企業庁幕張新都心整備課管理室が事務局となり、千葉市廃棄物対策課削減推進室、政策調整課、住宅事業者代表及びベイタウン協議会から住民代表として4名が参加しました。
・それぞれの立場から今年9月に行われた企業庁の説明会の内容を中心に、意見交換が行われましたが、ベイタウン協議会は更なる質問や疑問点を糺すべく再質問書を作成し、この専門部会へ提示することにしました。
(なお、ベイタウン協議会から県企業庁・千葉市あて11月6日に提出した「ゴミ空気輸送システム移管に係る住民負担問題等についての論点」に関する「質問書」に対する回答が12月12日にありました。
ベイタウン協議会は、県企業庁・千葉市からの回答書を各街区管理組合理事長へ配布するとともに、この回答への対応を議論するため、1月13日午後3時からコア講習室で「ゴミ空気輸送システム移管問題への今後の対応等に係る検討会(第2回)」を開催することとし、各街区管理組合理事長に連絡しました。)
平成24年12月15日
第6回ベイタウンマネジメント円卓会議の開催
・第6回円卓会議は5番街集会室で開催されました。
・先進組織事例視察研修として2月1日に狭山市の「NPOユーアイネット柏原」と「NPOグリーンオフィスさやま」を訪問したことについて報告がありました。
・4月のプレ円卓会議から11月の第5回円卓会議及び上記の視察研修までの総括的な活動報告がありました。主要点は次の通りです。
・千葉大学と協働で住民アンケートの実施
・商店街のまち歩きとワークショップ
・3小学校と打瀬中の児童・生徒を中心にこどもまち歩き
・先進組織事例の視察:狭山市NPOユーアイネット柏原・NPOグリーンオフィスさやま
・地域の課題を洗い出すワークショップ
・地域の「経営管理」に向けた組織のあり方など組織基盤強化・地域マネジメント研修を7回開催
・円卓会議ニュース第1号の発行・円卓会議活動を協議会ホームページに掲載
・10月にモデル事業の所管である県民交流文化課へ中間報告と自己査定。
・住民アンケートの結果についてはそれぞれのステークホルダーが、関連するアンケート自由記述意見の整理をし、1月19日のシンポジュウムで発表するとともに意見交換をしようということになりました。
・続いてNPO千葉まちづくりサポートセンター副代表の栗原さんが将来的な組織づくりについて研修講座を開きました。
平成12年12月12日
県企業庁まちの管理・運営のあり方研究会・幹事会の開催
・定例の幹事会(県企業庁住宅建設室、管理室と千葉市政策調整課、開発事業者代表及び住民代表として協議会、商店会が参加する14名の構成で約1時間の会議です。)に住民代表として4名が参加しました。研究会の設置要綱に住民代表としてベイタウン協議会を付記する等若干の手直しがありました。住民の要望により次回から午後6時の開催となります。
・ゴミ空気輸送システム説明会に対する「質問書」に回答を文書でもらいました。内容的には説明会の質疑の域を超えていませんが、協議会から各街区へ回答書をコピーし伝達することとします。
・第10回作業部会で決めたとおりゴミ問題のみならず、「11項目の課題」を県企業庁に再確認してもらい、後継組織へ引継ぎ事項としてもらうよう申し入れました。次回幹事会ないし研究会で「11項目の課題」について県企業庁の考え方や方向性を聞くことを要請しました。
・ゴミ問題専門部会(正式名称は「廃棄物空気輸送システム問題専門部会」)の設置については、上記のまちの管理・運営のありかた研究会・幹事会の中に、新都心整備課管理室が事務局となり、近々招集と決まりました。協議会から申し入れの通り平日6時以降の開催となり、平成24年12月20日(木)を第1回として、千葉市、県企業庁と住民が協議する場として設定されました。
・旧子どもルーム転活用について県企業庁は土地の無償貸し出しとするため、行政目的の使用に拘っており、千葉市との協議を約束しました。
・景観形成については、県企業庁はデザインガイドラインの審査基準をまとめて千葉市に渡す方針で、デザインガイドラインの精神を引継ぐための千葉市のスキームは、住民と千葉市が勉強会等を経て、景観形成推進地区の指定等景観条例に基づくスキームにより整えること、企業庁の手を離れて対応すべきとの見解が示されました。これに対し協議会からは、地主としての県の責任を追及し、住宅事業者も加わる仕組みを協議すべきと発言しました。
平成24年12月9日
平成24年度第10回作業部会
・県企業庁は今年度末で開発事業主体として終息しますが、協議会から県企業庁に提示した「11項目の課題」への取り組みを後継組織に引き継いで欲しい旨要望することとしました。
・千葉市は旧子どもルームを円卓会議の活動拠点として活用することを内部調整済みで、県企業庁に土地無償貸与の継続を申し出ています。今後の経過をトレースし、早急に使えるよう折衝することにしました。
・旧子どもルームを利用するための運営体制や光熱費等は協議会、自治会連合会、社会福祉協議会打瀬地区部会、商店会など諸団体による「運営会議」準備会を開催し、協議調整して行くこととしました。
・協議会の活動資金源でもある市政だより市民配布事業の助成金を受け取る手続きの説明がありました。併せて今後の活動資金の調達に関する議論もありました。
・ベイタウンの景観形成については、県企業庁がデザインガイドラインを設け、専門家によるデザイン調整会議、計画事業調整会議等により一定の基準が守られてきました。今後は景観形成推進地区の指定等について、住民の立場から千葉市と協議を進めていくことが必要と認識し、来年度以降の活動のテーマとしていくこととしました。
・住民アンケートの集計が進められていますが、来年1月19日(土)に住民アンケート報告会としてシンポジュウムを開催することとしました。
平成24年12月1日
ベイタウンマネジメント円卓会議先進組織事例視察研修
・今回は、組織基盤強化研修として、パートナーであるNPO千葉まちづくりサポートセンターのお世話により、狭山市柏原ニュータウン「NPO法人ユーアイネット柏原」と新狭山ハイツ「NPO法人グリーンオフィスさやま」を21名で視察しました。
その①・NPO法人ユーアイネット柏原は、1年前に発起人会を開き今年NPO法人として活動を始めたばかりです。
・ニュータウン内のショッピングセンターの一角の住宅兼店舗を借り、2階をオフィスとし、1階はコミュニティサロン事業‘ゆうあいカフェ’を開き、生活支援、地域支え合い事業などを展開しています。
・小澤代表から立ち上げの経緯と事業について説明を受け、質疑応答の後、カフェで手作りのランチをいただきながら、スタッフの皆さんとミーティングの機会を持ちました。責任体制を明らかにするためにNPO組織とし、何がコミュニティにおいて本当に必要とされる事業なのか、どのような組織にすれば持続可能か、起業資金と運転資金の確保など行政の資金支援と協働などが検討されており、地域通貨(サービス利用券と商品券)の流通により、地域の提携商店を組みこみ、有償ボランティアとしていることが印象的でした。
・ゆうあいカフェは地域の主婦がチームを組んで運営し、会員であるシニア人材を活用し、家事手伝い、機械の修理、庭木の剪定、買い物代行、子育て支援等に当たっています。信頼できる仲間がNPO会員として支え合って少子高齢化、地域商店街の衰退に対応して、安心して楽しく暮らせるまちづくりにチャレンジすることがコンセプトだそうです。
・組織規模はNPO会員約150名、法人会員3、提携商店31。幕張ベイタウンでも世代間交流等の場の設営が、課題になっていますが、大変参考になりました。
参考:http://www1.s-cat.ne.jp/youinet/report.html
平成24年12月1日
その②・NPO法人グリーンオフィスさやま
・新狭山ハイツは、昭和48~49年に入居の5階建て民間分譲集合住宅32棟、約710世帯、1,438人(H24.1現在)
・自力建設のまるた小屋からスタートし、団地内の花壇広場、まちかど広場デッキ、農園(楽農クラブ現場)、炭焼き場、生ゴミ処理場、市から借用して調整池をビオトープとした「わくわく自然園」等を約1時間見学しました。その後、団地の集会室・管理事務所を設計改修したミニカフェ「ココベリー」で毛塚代表のパワーポイントの映像を見ながら事業説明を聞きました。
・当初自治会の環境緑化、みどりの倍増活動の緑化の担い手たちが相互に連携して生きがいと雇用の創出を目的に平成13年NPOを発案、平成15年に設立しました。子供会育成会の「あおやぎ文庫」事業もこの基盤となっていたそうです。
環境保全、福祉活動、地域活性化、情報化、住宅管理支援事業を柱とし正会員45名賛助会員48名法人会員5社で活動。NHK番組「ご近所の底力」で紹介されました。マンションの老朽化対応で建て替せずに頑張るマンションとして、建物と住民への老いへの対応に関してモデルを提案し有名になりました。高齢化率が33%ですが、団地内で不動産の流動化を進め、近年は2世帯で団地を購入する2代目の世代も増えているそうです。
・ベイタウンとは規模や平均年齢の違いあり、直ぐに参考になるわけではありませんが、住民福祉の多様な担い手が誕生しており、NPOが自治会と連動し、多様な課題を解決するためのプラットフォームを提供している例は、ベイタウンマネジメント円卓会議の次のステップとして重要なテーマになるのではないでしょうか。それぞれの地域の特性を生かし工夫と人々の努力で住み心地を培ってきた実例をみることで視察研修の期初の目的は達せられました。
平成24年11月17日
第5回ベイタウンマネジメント円卓会議の開催
月例の円卓会議が8番街集会室にて開催されました。
・10月28日に行われたこどもまち歩きワークショ ップについて案内人のベイタウングリーンサム山木代表から報告がありました。美浜打瀬小学校の三浦校長先生と海浜打瀬小学校の引地校長先生のアイディアで4校が合同でイベントができたことが良かった、こどもたちの意見・感想は初めて分ったことや人々の思いや努力、街路樹、これからの活動などにつきたくさんの意見や感想が発表されて良かったということです。
・引地校長先生からはまちで活動している人の生の 声を聞けたこと、4校の児童・先生・住民が交流できたこと、児童会・生徒会を通じて自分達で何ができるかを考え、シンポジュウムで発表できる機会があるとうれしいとのコメントをいただきました。
・8月に実施した「住民アンケート」の自由記述意見のまとめを千葉大中山研究室の小林さんが集計して、主だった意見の概要を発表しました。なおアンケートの自由記述の意見は364件にのぼりました。
・続いてファシリテ―ション研修の一環として、「住民アンケート」の記述意見の内容を材料として、①生活の安心安全・②景観・③環境の3グループに分けて検討作業が行われました。協働アドバイザーの千葉大関谷先生からは、誰が主体で何をどうやるのか、行政任せでなく、住民が地域で何ができるのか、整理して互いの接点を探し、持ち寄ることをしていきたいとの講評がありました。
・次回円卓会議は12月15日(土)13時から5番街集会室で開催され、今年度の活動のまとめをする予定です。
平成24年11月14日
県企業庁まちの管理・運営のあり方研究会・幹事会の開催
・11月6日に提出した、ゴミ空気輸送システムについて纏めた「質問書」については、千葉市とも協議しつつ回答を作成中とのことですが、県企業庁が事務局となり、千葉市、住宅事業者、住民代表の構成によるゴミ空気輸送システム移管の専門部会をあり方研究会・幹事会の中に設置することになりました。
・千葉市は地域課題の解決のための円卓会議を継続的事業として支援していく方針であり、旧打瀬子どもルームをその拠点として転活用することとしています。このため県企業庁に旧打瀬子どもルームの土地の無償貸与の継続を依頼するに当たり、利用する住民側の立場から協議会が実際の使い方を説明しました。今後、県企業庁内の承認の手続きに入りますが、終息する県企業庁の後継組織が決まれば、3年間を目途としてその後どのようにするか協議していくということになりました。
平成24年11月11日
平成24年度第9回作業部会
・協議会が各街区管理組合に呼びかけて10月14日に開催した「ゴミ空気輸送システム移管問題への今後の対応等に係る検討会」において取り纏められた11の論点を「質問書」の形で11月6日に県企業庁及び市の担当課長に提出した状況が報告されました。県企業庁及び市からは文書による回答の旨が示され、この状況をポスティングにより各管理組合宛て情報提供しました。
・11月14日に予定されている県企業庁のまちのあり方研究会・幹事会にて、「質問書」に対する回答を督促すると共に、ゴミ空気輸送システム移管問題をはじめ個別の問題について専門部会を設置すること等の要望に対する回答を求めることにしました。
・また、ゴミ問題については、情報の伝達を含めて各街区管理組合と連携を密にし、県企業庁からの「質問書」の回答を待って再度会議を開くことが協議されました。
・旧打瀬子どもルームの転活用については、市で内部調整が行われていますが、「旧打瀬子どもルームの公共・公益目的での利用の概要(案)」を作成し県企業庁と市へ提示することにしました。光熱費や水道料などランニングコストの利用者負担や、利用ルールの策定等に関する「運営会議」の必要性の検討も旧子どもルーム転活用検討委員会のテーマとされました。
・景観維持の問題については、委員会を設けて集中的に議論し、住民主体で景観形成推進地区の制度に取り組める体制を整える必要があります。
・県企業庁の事業計画調整委員である簑原敬氏から幕張住宅地事業計画調整委員会宛てに出された委員会終息に当たっての意見書について説明がありました。これは幕張ベイタウンの維持管理について基本となる考え方を取り纏めたものです。
・市政だよりの配布体制をこれまでの検討委員会から実行委員会へ引き継ぎ、月に2回8400部を各戸配布する体制が承認されました。市から得られる手数料は協議会活動の資金の一部として活用されます。
・第9回作業部会は20名が出席しました。
・次回は12月9日(日)16時からコア講習室にて開催予定です。
平成24年11月6日
「ゴミ空気輸送システム移管に係る住民負担問題等についての論点」について千葉県企業庁・千葉市に「質問書」を提出
千葉県企業庁・千葉市が9月22、29日に開催した「幕張新都心廃棄物空気輸送システムに係る説明会」に対し、協議会が各街区管理組合に呼びかけて10月14日に開催した「ゴミ空気輸送システム移管問題への今後の対応等に係る検討会」にて、質問・意見等を「論点」としてまとめました。
幕張ベイタウン協議会はこの「論点」を11月6日に、企業庁幕張新都心整備課、千葉市総合政策局政策調整課及び同環境局廃棄物対策課を訪問し、「質問書」の形で提出しました。
各課長からは、地域の窓口が一本化されることは望ましいとの考えが示されるとともに、企業庁・千葉市で協議調整して、文書で回答する旨が示されました。
平成24年10月28日
ベイタウンこどもまち歩きワークショップ「こども探検隊」の開催
ベイタウンマネジメント円卓会議の住民参加促進ワークショップの一環として「こども探検隊」こども達によるベイタウンまち歩きを開催しました。
ベイタウンの4小中学校とグリーンサムが中心となって企画され、打瀬中学校、打瀬小学校、海浜打瀬小学校、美浜打瀬小学校4校の児童・保護者・先生を含め約70名が参加しました。
海浜打瀬小の中庭で班分けしてコースの案内と注意事項を聞いてから、
スポット①マリンフォートで19Fからの展望、海浜打瀬小引地校長先生の街並みの解説、
スポット②エコパークでベイタウンの一番初めの環境活動として布施さんのお話、
スポット③打瀬2丁目公園花壇で花壇づくりのボランティア犬井さんのお話、
スポット④途中、公園のユリノキの前でグリーンサム山木さんの街路樹と環境のお話、
スポット⑤空気輸送でゴミが集められている幕張クリーンセンターで職員の中村さん等のお話、コンピュータ制御室から、集めたゴミをコンテナ車へ積むコンテナ移動装置を見学、
スポット⑥街区や打瀬小の周りの道の清掃ボランティアをしている8番街の青木さんのお話、
スポット⑦ギャラリーキキで商店街について山根さんのお話と、ご当地‘幕張スイーツ昆陽’をお土産にいただきました。
最終スポット⑧、美浜打瀬小へ11時半に到着
多目的室に集まり感想を班ごとに述べた後、三浦校長先生から学校別でなく4校が混ざり合って一緒に歩いたり考えたりすることができた、子どもからもベイタウンをふるさととするまちづくりに意見を述べていこうというお話を聞きました。引地校長先生からは未来のまちのポスターや作文を募集して、学校で多くのみなさんに書いてもらったが、生徒会等で自分たちが何ができるか考えてみようという提案がありました。
参加の子どもたちからは、これまで知らなかったまちについて、例えばいろいろの種類の木がある事や、潮風が強いベイタウンの木々が頑張っている事や、まちの大人のいろいろな人がボランティアで活躍していることを初めて知った、これからもこのようなイベントに参加したい等の新鮮な感想が寄せられました。9時から12時過ぎまで午前中一杯のイベントは、途中で小雨もぱらつきましたが、無事に散会しました。
平成24年10月20日
第4回ベイタウンマネジメント円卓会議の開催
月例の円卓会議がベイタウンコア講習室にて開催されました。
冒頭、美浜区役所土屋区長から遠山孝行さんが、自治功労の功績により千葉市長から表彰された旨の紹介があり、表彰状が授与されました。
・来週10月28日(日)午前9時から開催される「ベイタウンこどもまち歩きワークショップ」について、美浜打瀬小学校三浦校長先生からこども達から見たベイタウンの街づくりや自然環境の魅力は何かを考えてもらおうとの趣旨の説明がありました。
・また、海浜打瀬小学校引地先生から打瀬の3小学校、1中学校から募集した明日のベイタウンを考える絵や作文の披露がありました。これらの作品は12月予定のシンポジュウム会場や区役所に展示しようということになりました。
・こどもまち歩きの案内役を務めるグリーンサム代表山木さんから当日のコースにつき説明がありました。マリンフォート管理組合のご厚意により、まず高所からベイタウンの街の骨格を眺めてから、街を歩きながら商店から話を聞いたり、街路樹など自然環境につき観察したり、クリーンセンターにてゴミ収集の話を聞いたりしてから、美浜打瀬小学校で体験発表・意見交換をするプログラムになっています。募集要項はPDFをご覧ください。
・千葉大中山研究室の学生小林さんから8月に行われた住民アンケートの集計結果が報告されました。回収数は2141件25.39%でした。詳しくは12月予定のシンポジュウムで一般住民の方へ発表する予定です。回答は40代の方のご意見が多く、景観・街並みと公共施設の整備水準の高さが大きく評価されました。ご近所付き合いは74%と高かったのですが、千葉大中山先生から子育て・育児を相談する相手がいないと答えた20%は低くない数字ではないかとのコメントがありました。
協働アドバイザーの関谷先生からは、街の主体が若い40代であること、集合住宅で住環境の満足度が高く、お任せでサークル等にも参加しない階層の理由は何なのか、またどうすれば40代がまちづくりのエネルギーになるか、見守りや高齢化対策等は将来の課題として今から考えて行く必要があるのではないか等のコメントがありました。
世代や属性によって回答の中味も変わってくるので、さらに世代別集計など分析方法について検討していく必要性が提議されました。
・今後の予定として事務局の報告
・10月27日13:30~ ファシリテ―ション研修 8番街集会室
・10月28日9:00~ こどもまち歩きワークショップ
・11月17日13:00~ 第5回円卓会議+マルチステークホルダー研修
・12月1日 8:30~ 先進組織事例視察研修(狭山市)
・12月15日 地域マネジメントに関するシンポジュウム
(円卓会議の成果発表とアンケート集計結果の報告)
平成24年10月14日
ゴミ空気輸送システム移管問題への今後の対応等検討会の開催
千葉県企業庁・千葉市が9月22,29日に各街区管理組合理事長を対象として説明会を開催し、移管の現状説明とコストの赤字部分の住民負担を提案してきました。
これに対し各街区管理組合の受け取り方がまちまちであり、それぞれが個別に対応していくことは得策ではありません。そこで、今後のシステム継続に向けて何が問題で、何が必要なのか明らかにするため、管理組合の意見交換の場として検討会を開催しました。
検討会には、21の街区管理組合の代表24名をはじめとして計51名の出席がありました。県企業庁や住宅事業者の事業責任の問題や土地代の用途について開示を求めるなど協議会でまとめた7つの論点についてさらに検討を深め住民の意向を集約していくとともに、対応する住民窓口を一本化し、集約化した住民の意見をあり方研のパイプを通じて県企業庁及び千葉市に提示して行く方向を確認しました。
また、ゴミ空気輸送システムばかりでなく公共施設の道路・街灯・共同溝などについて、あるいは景観についても幕張ベイタウンのハイグレードの質をどのように維持していくのかがこれからの課題です。
平成24年10月10日
県企業庁まちの管理・運営のあり方研究会・幹事会の開催
・県企業庁が開催した「幕張新都心廃棄物空気輸送システムに係る説明会」について、県企業庁から説明会の趣旨説明と質疑に対しては文書でフィードバックするとの約束がありました。県企業庁の説明によると、あくまで運営コスト赤字部分の住民負担が可能かという問いかけであり、月額950円を負担の提案ではないと重ねて釈明がありました。しかし、協議会は、いきなり住民負担に飛躍する前に、コストの削減努力や地代の充当の可能性など検討すべき課題が多過ぎることを指摘しました。
県企業庁は、住民からの多くの質問の中には直ぐには回答できない大きな問題もあり、それらを整理しながら検討を続けて行くことになるとの見解でした。
・子どもルームの転活用については千葉市で管理を担当する3部署で調整を続けており、新しい公共、円卓会議関連事業に結び付け利用できる方向へ努力中であるとのこと。企業庁は行政目的の使用で、土地の無償貸与ができるような説明資料を要求しています。
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